おせち料理【お正月基礎知識】

おせち料理【お正月基礎知識】

おせち料理の歴史動画

おせち料理の歴史といわれ

皆さん、新年あけましておめでとうございます、お正月YouTuberのミスターお正月です。正に月だね(まさにがつだね)!

私は日本の「お正月」を、日本の伝統文化として様々なカタチで世界と後世に伝えるYouTuberです。
私の詳細については、トップページなどをご覧ください。

こちらの記事では、おせち料理の歴史やいわれについて、私独自の研究結果に基づく推理を交えながら、掲載しております。

おせち料理の由来と意味

おせち料理(御節料理)は、お正月に食べられる日本の伝統的な行事食の様式です。原型は弥生時代にはでき、奈良時代には朝廷内での節会にて食されていたものが、のちに庶民文化として広まったとされています。3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句など、中国から日本に「節句文化」が輸入され、そのようなタイミングで食べられてきた料理の中で、特に重要なものとして残り続けてきたのが、こんにち「おせち料理(御節料理)」としてお正月に食べられているものなのです。

重箱に詰めて食べられるようになったのは近代で、特に第二次大戦後に、デパートなどが見栄えの良さや売りやすさを考慮し、今のような形式が確立されたとされています。

おせち料理の基本形とこんにちまでの進歩

おせち料理の基本となるものは、祝い肴三種(三つ肴、口取り)、煮しめ、酢の物、焼き物です。しかし、地方によってその構成は異なり、特に関東では三つ肴を黒豆、数の子、ごまめ(田作り)の3種とし、関西では黒豆、数の子、たたきごぼうの3種としているようです。

日本の食文化が多様化し、食品の保存技術が進歩するとともに、おせち料理の内容も変化してきました。2020年のこんにちでは、和食だけでなく中華料理や西洋料理をも採り入れられ、ローストビーフや寿司など、様々なメニューが採り入れられています。

ミスターお正月のおせち料理歴史研究

なぜ、おせち料理には、しょうもないダジャレがいわれとして残り続けているのか?

例えば『鯛は「めでタイ」のタイだから縁起がいい』『昆布巻きは「よろコブ」のコブ!だから縁起がいい』といったように、おせち料理の由来の中には、「なぜそんなしょうもないダジャレがこんにちまで生き続けてきたのか?」というものが多々あります。

100件以上の文献を調査してきたにもかかわらず、このことについて詳しく触れられた文献に、私は未だお目にかかっておりません。従いまして、ここからの私の話は、私のこれまでの研究の中から導き出した独自の推理となります。以下の事実を示す確定的な文献は発見していないことについて、ご容赦ください。

おせち料理と古き日本の教育体系

「教育制度」や「栄養学」といった、科学技術や文明の進歩とともに、近代になってようやく確立された教育体系に至る前の日本は、農業国でした。学校に通って何かを学ぶ機会のなかった子供たちにとっては「親から子への口伝」こそが、何よりも大事な学びの機会だったことでしょう。「栄養」という概念が確立される以前の日本で、好き嫌いなく食べ物を食べることの重要性を、親が子どもに説くために用いられたのが、この「縁起」という概念だったのではないかと推理します。

例えば、昆布について、「どうしてこんなヌルヌルして黒くて気持ち悪い物体を食べなければならないのか?」という疑問を子どもたちが持った時に、現代社会であれば「昆布にはアミノ酸が豊富に含まれていて○○にいい」や「ヨウ素が含まれていて○○にいい」といった栄養学に基づく根拠を、客観的に示しながら伝えることができます。しかし、「栄養」という概念のない時代では、「食べることについてのポジティブな理由」を客観的に示すことができません。

そこで親たちは、「昆布は「よろコブ」のコブ!だからカラダにいいんだ!」といった、子どもたちにも明瞭でわかりやすいことば遊びのレトリックで、子どもたちを説得していったのではないかと私は考えます。

古き日本での「親の権威と絶対性」。民間伝承とおせち料理の確立

教育機関のない時代の、親から子供に向けての教育というのは、絶対的な権威を持っています。親から「この相手と結婚しなさい」と言われれば、子どもは逆らうことが困難だったでしょう。そうした時代背景の中、親から「昆布は「よろコブ」のコブ!だからカラダにいいんだ!」と植え付けられた子どもが、「父親がそう言っていたからそうにちがいない!」と疑いなく思い込むことは想像に難くありません。そのように教育された子が、さらにその子世代へ、またそこから孫世代へと子々孫々と伝播させていったのではないかと考えます。

そのような、民間伝承を出所とするいわれは、歴史文書には記述されにくく、なかなか文献を発見できないのではないかと、私は推理します。

おせち料理の歴史といわれ~由来がわからなくなったからこそ研究する面白さがある~

2020年、科学技術が進歩し、様々な事象が明確な根拠のもとに解き明かされている時代です。
しかし、由来の忘れ去られたものの由来を解き明かすことは、未だ簡単なことではありません。お正月をはじめ、日本の伝統文化を掘り下げて研究していると、そのような「由来がわからなくなったもの」に直面することが多々あります。由来が忘れられたり、複数の由来が結合したり、由来が意図的に隠蔽されているものなど、理由は様々に考えられます。

そのすべてを解き明かすことが、必ずしもいいことだと、私は考えていません。由来がわからないからこそおもしろい文化として存続していられる「伝統文化」は、決して少なくないだろうと考えるからです。

もしも、「昆布巻きは「よろコブ」のコブ!」その理由が、上に述べたようなものだと立証されてしまえば、「呆れた冗談だ」として、忘れ去られてしまうかもしれません。伝統文化の面白さの一つは、その呆れた冗談のようなものも「文化」として生きてゆけることにあるのではないかと、私は考えます。

呆れた冗談のようなものでも生きていける、余裕のある社会、日本。その懐の深さこそが、様々な文化を受け入れて発展してきた「日本らしさ」ではないかと、私は考えるのです。

著者「ミスターお正月」について

2018年の正月より、起業家YouTuberとして活動開始。「お正月」を日本の伝統文化として世界と後世に広めることを目標とし、YouTuberやネットショップ経営、協会運営など、各種の活動を開始する。

Twitterアカウント

https://twitter.com/MrOshogatsu

YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCr7JVgcuCQMl7ueEiPcgc8g/

日本正月協会Webサイト

https://www.oshogatsu.org/

ネットショップ(日本正月協会販売部)

https://www.oshogatsu.org/shop/

更新履歴

  • 2020年5月15日 体裁を調整
  • 2020年5月14日 初稿公開

お正月基礎知識カテゴリの最新記事