お正月基礎知識

正月とお正月の違い【お正月情報】

「お正月」と日本語で言うとき、「正月」と言ったり、「お正月」と言ったりします。
なぜ、二つの呼び方があるのでしょうか?
他に呼び方はあるのでしょうか?
今日は、お正月を通して複雑怪奇な日本文化を紹介します。

言葉に表れる日本社会 | 正月とお正月の違い


昨今の日本社会は変わりつつありますが、
いにしえの日本社会は、とかく上下関係を大事にする社会でした。
年下か年上か?目上か目下か?
どちらが格上でどちらが格下かをとても大事にする社会でした。


例えば、兄弟を表す言葉でも、早く生まれた方を「兄」、
遅く生まれた方を「弟」と呼び、明確に格上と格下を区別します。
三人兄弟で二番目に生まれた者は、兄と呼ばれたり弟と呼ばれたりします。

姉妹でも、早く生まれた方を「姉」、遅く生まれた方を「妹」と呼びます。
これは、生まれた順序を比較して格上か格下かが決まるからです。
面白いですね。

日本の名前と男女の区別 | 正月とお正月の違い

ちなみに、「兄」と「姉」、「弟」と「妹」は、音の感じが似ていますが、
日本は男性名詞と女性名詞を明確に区別する社会ではありません。

しかし、男性の名前である「正夫」と女性の名前である「正子」のように、人の名前の語尾と性別には深い関係があります。
これはイタリア人の名前で「マリオ」と「マリア」と区別するのと同じことです。

しかし、日本人のほとんどは、日本の有名なゲームキャラクター「マリオ」と聖母「マリア」の名前が「正夫」と「正子」の関係にあるなどとは考えたこともないでしょう。
私はこの姿をとても滑稽だと思っています。

正月とお正月の違いは? | 正月とお正月の違い

日本社会がこのように、上下関係を大事にする社会であることが、言葉の中に現れていますね。
「正月」と「お正月」の違いは、この「上下関係を大事にする」という文化が育んだ「違い」です。

表している内容はほとんど同じですが、
「日本は上下関係を大事にする社会である」ということを知らなければ、
本当の意味でこの違いを理解することはできません。

単語の頭に「お」または「ご」の音をつけることで、
物事を丁寧に表した言葉の表現になり、
目上の人への尊敬の気持ちを表すことができます。

「お」でも「ご」でも意味は同じです。
「お」をつけるか「ご」をつけるかは、日本人の感覚的なものです。
「おしょうがつ」とは言いますが、「ごしょうがつ」とは言いません。

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この記事を書いた人

ミスターお正月近影

私は「お正月(正月行事・正月料理・正月飾り・正月遊びなど)」を専門とするYouTuberです。日本全国の「お正月(おしょうがつ)」を調査し、日本が誇るべき「日本の伝統文化」として様々なカタチで、世界と後世に伝えるYouTuberです。

私の詳細については、トップページYouTubeチャンネルを、出演依頼については出演依頼フォームお問い合わせフォームをご利用ください。

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